ぜんばんは
ぜんぜんです。
さて、今回は溶接管理技術士1級(WES1級)に合格するための
勉強方法についてです。

一応、僕は溶接管理技術士1級を受けて一発で合格しましたが、
ネット上には溶接管理技術士1級の資格試験に関する情報が少なく
僕が困ったので、次受ける方が少しでも受験しやすいようにこの記事を書いています。
ちなみに、筆記試験と口述試験を受けて合格しました。
研修会には行っていません。
溶接管理技術士1級の筆記試験
溶接管理技術士1級の問題構成
過去の数年分の問題を見た傾向です。
問題は全部で20問です。
H27年11月~H30年6月(6回分)の具体的な問題は以下のようになります。

他の年の過去問も見ましたが概ね以下の通りの問題構成になっています。
1~4が溶接や切断に関する問題が多いです。
5は毎年材料に関する問題です。
6~8は低温割れ、高温割れ、粒界腐食に関する問題が多いです。

9~12は材料力学や残留応力やのど圧の計算が多いです。
13~16は予熱、材料管理、溶接施工要領書などの問題が多いです。
17,18は非破壊検査に関する問題です。
19,20は安全衛生や健康障害に関する問題です。
溶接管理技術士1級の合格ライン
溶接管理技術士1級(WES1級)の筆記試験の合格ラインは70%以上です。
他の資格だと60%以上が多いのですが
溶接管理技術士1級(WES1級)は70%なのでややハードルが高いです。
溶接管理技術士1級の問題難易度
僕が過去問を解いた感覚で溶接管理技術士1級(WES1級)の
問題の出題難易度を言うと
①過去問と類似問題が60%
②過去問のちょっと応用やちょっとひねった問題が20%
③初見や過去問を大きく応用したものが20%
①はほぼ満点を取って、
②で半分ちょっとぐらい取るイメージでギリギリ7割になります。
③はほぼ点が取れない。
つまり、過去問をほぼ満点取れるレベルでやらないと70%は厳しいです。
過去問を覚えるレベルでやりましょう。
溶接管理技術士1級の筆記試験の勉強方法と対策
僕は以下のやり方は以下の通りです。
◎「特別級・1級筆記試験問題と解答例」という本に過去8回分の
問題と解答があるのでこれを3周やりました。
上記で書いたように、同じ問題が出たら解けるようにしました。
◎わからない単語はグーグルで調べる。
用語を理解していないと解けない問題があるので
わからない単語は全て理解するようにしました。
◎勉強の休憩の際、以下の動画を見てました。
正直、本に書かれているものだと溶接のイメージが付きにくいので
動画を見ることで具体的なイメージができ、とても勉強になりました。
こちらの動画を繰り返し見ました。
10回ぐらい見たと思います。
溶接管理技術士1級の筆記試験の勉強時間
だいたい70時間ぐらい勉強しました。
一応合格しましたが、多少不安が残るレベルで資格試験を受けました。
安心できるレベルまで勉強するなら100時間ぐらい必要だと思います。
溶接管理技術士1級の口述試験
筆記試験に合格したら口述試験があります。
事前に研修会を受けたら口述試験を受ける必要がないのだが
自分は講習会を受けなかったので口述試験を受けました。
この資格がどうしても欲しいなら研修会を受けることをオススメします。
研修会は費用が約5万円で4日間ほどかかります。
溶接管理技術士1級の口述試験について
受験票に試験開始の時間が書かれています。
また、「試験開始の20分前には来てください」と書かれているので
遅れないように到着するようにしましょう。
口述試験は15~20分です。
1人15~20分でスケジュールが組まれています。
僕が受けた時は口述試験の試験管は2名でした。
基本的に一人の試験管が問をして、話を進めてくれます。
もう一人の試験管が要所で質問をするという形式でした。
溶接管理技術士1級の口述試験の勉強方法と対策
まず最初に仕事を聞かれます。
どんな仕事をしているのか?
また、仕事ではどんな溶接をやっているか?など
これは普段の業務を普通に答えれば良いでしょう。
次に技術的なことが聞かれます。
具体的に何について聞かれたかは当然ここには書けないですが
筆記試験と同等レベルのことが聞かれます。
筆記試験でやった内容以外のことは聞かれていません。
筆記試験でやったことを忘れないようにしましょう。
筆記試験の一ヶ月後くらいに口述試験なので
繰り返し勉強して口述試験を受験すれば普通に合格するでしょう。
まとめ
溶接管理技術士1級の合格のためには
筆記試験は基本的には過去問をひたすら解く。
口述試験は筆記試験でやったことを繰り返しやる。
大変励みになります。今日も押していただけると嬉しいです
↓ ↓

にほんブログ村
よろしければライン@の登録をよろしくお願い致します。
こちらのライン@では不定期で
ブログでは書けないことや書かないことを配信しております。
興味のある方はぜひ登録してみてください。
PCでご覧の方は、こちらのQRコードから

スマホでご覧の方は、こちらのボタンから
