
昨日の記事で書きましたが
小池百合子氏が希望の党の衆議院選挙の公約の中で
『生活に最低限必要なお金を支給する
「ベーシックインカム」導入』
があります。
昨日の記事はこちらから↓
このベーシックインカムについて説明します。
ベーシックインカムとは
生活に最低限必要なお金を支給することです。
具体的に言うと、国民全員に毎月8万円程度支給するということです。
(8万円という額は適当ですが、おそらくこのくらいになります)
8万円あれば田舎で安い所に住めば、食費と光熱費ぐらいは払えます。
参考までにこんな生活の人がいます↓
すばらしいミニマリストです。
ベーシックインカムのメリット
①若い人たちがいろいろなことにチャレンジできるようになる
たとえば、漫画家やミュージシャンになりたい若者がいたとすると
現在だとバイトや仕事しながら片手間でやるしかありません。
自分の生活を維持しつつ、好きな漫画書く練習や音楽活動をやることになります。
また、いつまでも夢を追うことは出来ず
現実の将来のことを考えながらやらなければなりません。
親とか周りからも反対が大きいでしょう。
しかし、ベーシックインカムがあれば最低限の衣食住はあるので
ずっと好きなことの練習ができます。
しかも、漫画家やミュージシャンとして成功しなくても(売れなくても)最低限生きていけます。
好きなことをずっとやり続けて生きていけるわけです。
これって本人にとって幸せなことです。
また、親とか周りからの反対も大きく減るでしょう。
②ブラック企業がなくなる
最低限の衣食住のために、ブラック企業で働いている人たちがいます。
ベーシックインカムがあれば、ブラック企業をやめてしまえばいいのです。
ベーシックインカムで暮らしながら、他の職を探すか、
お金のかからない好きなことができます。
ブラック企業で働いている人たちが会社をやめて幸せになります。
③雇用の流動性があがる。アーリーリタイアしやすくなる。
②と似ていますが、
ベーシックインカムが導入されると会社を辞める人が出て来ます。
アーリーリタイアを目指している人たちはすぐにやめてしまうでしょう。
それにより、今まで働きたかったけど働けない人が働きたい会社で働けるようになります。
アーリーリタイアを目指している人は会社を辞めて幸せになり
働けなかった人たちは会社の社員の枠が空いて社員になります。
④不正な生活保護受給者がいなくなる。
生活保護という制度がなくなり、ベーシックインカムを導入することになります。
現在生活保護を不正に受給している人がいなくなります。
ベーシックインカムのデメリット
デメリットというか...
現実的に財源がないです。
月8万円として年間約100万円です。
日本人口が1億とすると
年100兆円必要なわけですが...
そんな金ないやろ?
1000兆円の借金がある日本なので
「これ以上増えても痛くも痒くもないわ」って話ですか?
小池百合子氏がベーシックインカムの財源をどう考えているかわかりませんが
財源確保が非常に難しいです。
現実的にできたとした場合のデメリットも書いていきます。
①労働人口の減少
土木作業員及び建築作業員など人が減少する。
現在でも建設業界の人不足が問題になっていますが(特に若者)
ベーシックインカムが導入されたらもっと不足します。
不足ゆえに時給を上げて労働力を確保するという形になるかもしれません。
現在やっているオリンピックなどの大規模な建設がありますが
人手不足は大きな痛手ようです。
いわゆる3K「きつい」「汚い」「危険」な仕事なので
若者離れも大きいです。
工事現場のおっちゃんやにーちゃんが減っているのです。
ベーシックインカムが導入されたらこのような
不人気の仕事がどんどん出て来ます。
②社員を解雇しやすくなる
ベーシックインカムが導入されれば
年配で仕事の能力が低い人が解雇されやすくなります。
ベーシックインカムあるから生きていけるでしょ?
衣食住が国から守られているのだから問題ないでしょ?
これらを理由に会社は解雇しやすくなりますし
解雇される方も納得しやすくなります。
会社としては能力の低い年配を解雇して
能力の高い年配と将来有望な若者を集めたいのです。
ベーシックインカムは解雇のための絶好の理由になります。
まとめ
ベーシックインカム導入は財源確保が難しい
ベーシックインカムが導入されれば、人生においてやりたいことをやれる人が増える。
しかし、好きなことをやる人が増えるので、労働人口は減ってしまう。
Let’s enjoy investment life!
大変励みになります。今日も押していただけると嬉しいです
↓ ↓

にほんブログ村
よろしければライン@の登録をよろしくお願い致します。
こちらのライン@では不定期で
ブログでは書けないことや書かないことを配信しております。
興味のある方はぜひ登録してみてください。
PCでご覧の方は、こちらのQRコードから

スマホでご覧の方は、こちらのボタンから
